おかやま葡萄について

 

 おかやまの葡萄について

 
岡山県の葡萄は、白桃と肩を並べ高い品質で定評があります
それは明治の頃から先人達による弛まない努力と常に革新されていく技術を今の世代が受け継いでいるからに他なりません。「岡山の葡萄は他とは違う」と言われるのには、そう言った「情熱」が根底にあるからです。

「果物の女王」と例えられ、高尚な香りが印象的なマスカット・オブ・アレキサンドリア、奥深い風味とコクのある甘みが自慢のピオーネ、そして新たな魅力を発信しているシャインマスカットなど、岡山の葡萄は昔も今も時代に左右されない確かな美味しさを提供しているのです。

黒、緑、赤〜宝石のような葡萄たち。
おかやま葡萄はその美味しさ美しさが自慢です。

岡山の葡萄は様々な個性を放ち、多くのファンを魅了してきました。
それはムスクの豊満な香りであったり、皮ごと食べられる手軽さや、
大粒の中に秘められた溢れんばかりの果汁であったりと、
どれも素晴らしい美味しさのカタチです。
皆様の「美味しい」に辿り着けるように手間ひまをかけて育てられた葡萄は格別の存在です。
そしてそれは『岡山の葡萄』と言う長い歴史とプライドがあるからこそ可能となった品質です。
最高品質を追求しつづける岡山の葡萄、是非その素晴らしさを御堪能ください。

 
 
 

【ピオーネ】

 
大粒の果実の中に濃厚な旨味をたたえた果汁、心地良い香りも備えていますので、「美味しい葡萄を食べた」と言う充実感を味わえる葡萄です。
皮離れも良いので気軽に楽しめる黒葡萄でありながら品格のある香りも備えています。
 

収穫期は5月上旬(加温)〜10月下旬(露地)

 
 
 

【オーロラブラック】

 
大粒で引き締まった果実に濃厚な旨味、強い甘味を持った葡萄で、人気上昇中の岡山県オリジナルの品種です。
種が無く、皮の渋みが少ないのでそのままお召し上がりいただけます。
非常に脱粒しにくく、日持ちが良いので贈答用にも向いています。

 
収穫期は5月上旬(加温)〜10月下旬(露地) 

 
 
 

【マスカット オブ アレキサンドリア】

 
昔、ガラスの温室で栽培されていたマスカット・オブ・アレキサンドリアは、その高貴な香りと奥行きのある甘さから現在でも多くのファンを持つ岡山を代表する高級品種です。
生食だけではなく香りを生かしたワインや洋菓子のフィリングとしても欠かせない存在です。
 

収穫期は5月下旬(加温)〜11月上旬(露地) 

 
 
 
 

【シャインマスカット】

 
大粒の果実は皮ごと食べられ、種もありません。ほのかなマスカット香が清々しい新しい品種です。
糖度が20度あり、逆に酸味は弱いですので”甘い葡萄を食べた”という満足感が得られます。
岡山産のシャインマスカットは、安定したクオリティと美しいルックスに定評があり、岡山葡萄のこれからを担う品種だと期待されています。
 

収穫期は5月下旬(加温)〜12月上旬(路地) 

 
 
 
 

【瀬戸ジャイアンツ】

 
岡山県で生まれた皮ごと食べられる瀬戸ジャイアンツは、パリッとした歯触りと甘く爽やかな味わいが特徴の青葡萄です。
大粒の果実には桃のようなくびれができますので、一見して瀬戸ジャイアンツだと認識できます。
立派な房形、ずっしりとした重さなど、高級葡萄の風格を備えた大人気の品種です

 
収穫期は6月中旬(加温)〜11月中旬(路地) 

 
 
 
 

【紫 苑】しえん 

気品のある赤ワインを彷彿させる美しい色合いと強い甘味、パチッとはじけるような食感が人気の葡萄です。
葡萄の中では極晩生種にあたり、贅沢な冬葡萄として食べる事が出来ます。
皮離れが良いうえに種もありませんので、お子様からご年配の方まで幅広い層にファンが多く、要注目の新しい赤葡萄です。

 
収穫期は10月下旬〜12月下旬

 
葡萄には様々な個性があります。
マスカット・オブ・アレキサンドリアのように素晴らしい芳香と品格を備えた品種から、ピオーネのように皮離れ良く甘味と風味の強い品種、そして瀬戸ジャイアンツのように種が無くサクサクと皮ごと食べられる品種等々。どの葡萄が美味しく、どの葡萄が勝っているのか”と言うのではなく、どれも素晴らしい個性だと私達は考えています。

例えば、マスカットには他では類を見ない高貴な香りがありますし、瀬戸ジャイアンツにはカジュアルに口に運べる楽しさがあります。ピオーネの濃厚な満足感や紫苑の品のある美味しさと言った具合に、それぞれの葡萄が持つ魅力を存分に楽しんで頂ける事が、葡萄農家の願いでもありますし、「岡山の葡萄はおいしい」「この葡萄、また食べたい」の一言が励みにもなるのです。